12/19/2013

サンフランシスコ報告ブログ 第2回 – UC Berkeley Alumni Hall にて

10月31日、天遊組はJapan Study Center の湯浅教授(NGO IAM-CED, org 国際婦人大使教育機関のメンバー)の仲介によってUCバークレーでパーフォーマンス出来る機会を得ました。何しろUniversity of Californiaの中でももっとも古く、全米でも屈指の名門校(ノーベル賞受賞者は50人余とか)また日本研究センターは先駆的存在にして 全米でも日本研究の盛んな大学ですから もうふるえるような喜びと緊張感をもって臨みました。
私事ですが20代の時 UCBで夏期講習を受講したんです。あれからもう うん十年が過ぎましたが バークレー大学の正門を入っていく時は 当時(60年代から70年代にかけて世界は激動期で アメリカではベトナム戦争を巡って全米で学生運動が火を噴いていました。黒人運動 ”Black is Beauty”の知的カリスマ的リーダーでカィフォルニア大学の助教授の座を共産党員であることでレーガン州知事によって解雇されたアンジェラ・デービスのポスターがあちこちに見られた時代)の熱い記憶が蘇ってきて胸に迫るものがありました。

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参加者は学生と言うより日本文化びいきの大人な人々が多かったようです。デザイナー、アーティスト、学者、現役教授と目の高い観客の注視する中。“めくら蛇に怖じず”と言うのか私達はのびのびと おめでたい文字が書けました。天遊さんの書はすぐに購入希望者が出ましたが、会場内での販売は出来ませんから苦慮しました。

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後半は参加者の方々にも墨や筆の感覚を体験していただくワークショップにはいりましたが、その時観客の中にサプライジングなゲストを発見、私の従妹夫妻の素子&Edでした。3時間のドライブをして駆けつけてくれ、3日間のイベントの間いろいろ手助けしてくれ感謝でいっぱいです。持つべきものは 良き友、家族だとしみじみ実感しました。

コラボして下さったのはこの道25年のマサさん率いる“エデン青葉太鼓”連です。
和太鼓の躍動する響きの中で筆を走らせる幸せ、このような機会を与えられ心から感謝する次第です。なおマサさんは日系の老人介護施設を経営するディレクターでもあり、アメリカの大学を卒業して以来在米40年ベイエリアを知り尽くしている方です。非常に柔軟な心で生き生きとアメリカで生きてこられた感がお話をして伝わってきます。
海外で何か事をなすときの妙味の一つ、素晴らしい日本人の方々と出会えると言うことです。今回も様々な方々と出会え、異国の地でしっかり能力を生かし活躍されている素敵な方々(多くはご婦人でしたが)と出会えたこと。これも大きな収穫の一つです。

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日本研究センターのプログラムディレクターの澤田貢美様にはひとかたならぬお世話になり、言葉には言い尽くせない感謝でいっぱいです。もし次回がありましたら、今回の反省を踏まえ更に研鑽を深めバージョンアップした内容で臨みたいと切に願っております。

Posted by Sachiko

 

 

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