12/24/2014

バレンタイン扇子ワークショップ@伊場仙

年の瀬、今年も残すところあと一週間あまりとなりましたね。

さて先日、日本橋は伊場仙にて、今年最後の『扇子づくりワークショップ』を行いました。
伊場仙の多大なるご協力を得て毎回大好評の扇子づくりワークショップも、今回で3回目。
師走の皆様お忙しい時期にも関わらず、今回もたくさんの皆様にご参加頂き、とても楽しく充実した時間となりました。

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突然ですが平安時代、日本にもバレンタインデーがあったのをご存知ですか?
光源氏の時代の女性達は、チョコレートではなく扇子に歌をしたためて意中の殿方に手渡していたそうです。
そして殿方は、ホワイトデーに扇子の裏に返歌を書き加え女性に渡す。
それを『贈扇の儀』と呼んでいたそうです。
愛の儀式にも知性が漂う、素敵な文化ですね!

この贈扇の儀の心を現代にも蘇らせよう、ということで開催した、バレンタイン扇子づくりワークショップ。

伊場仙 吉田社長直伝の贈扇の儀特別講座を実施、さらに、ご厚意で、顔彩一式を参加者全員に貸し出して頂き、クリエイティビティ溢れる現代の有志男女の手によって、今回も素敵な作品がたくさん生まれました。

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仕上がりは来年、楽しみに待ちましょう。

ご参加頂いた皆様、伊場仙の皆様、本当にありがとうございました。

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Posted by Akiko

12/06/2014

サンフランシスコ 怒涛の十日間

サンフランシスコでの二度目のイベントのために11/18にSFC入りし、次の日は各所を回って会場の下見、担当者の方々との打ち合わせ、領事館への搬入、展示等々猛然と行動開始。

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11/20 領事館でのオープニングレセプション。
この日は 年数回ほどしか降らないと言う雨。おまけに あちこちで交通渋滞 (後で聞くところによると友人は途中で 引き返したとか)出足が案じられましたが、このての催しではかなりのお客様がおいでくださいました。 中には去年のバークレー大学のパフォーマンスを見ていただいた方もお見えになり感激でした。
副領事の森川氏の全面的ご協力のもと初日は大成功。明日からの大学でのワークショップの前哨戦となりました。
移転新装になった領事館のギャラリーは、明るく人々がすぐに目につく場所にあり、大勢の方々に天遊作品を見ていただけるでしょう。12月一杯展示されまので今後の展開が楽しみです。

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21、24日はサンマティオ大学、バークレー大学でのワークショップ。
双方とも日本語学科の学生さん対象なので緊張して臨みました。DVDの映写、紙芝居を使ってのカードゲーム、一本線の体験 、各自文字練習。それをハガキに書いて完成させ、そして最後に実際に私達が 書くところを見ていただいて 終了。と言う流れ。 初めての試みながら予定の二時間たっぷりの充実したワークショップが出来ました。中国の留学生、中国系の学生さんのリアクションから今後のあり方へのヒントをいただき、とても良い参考になりました。漢字そのものを知らない人に「古代文字」の魅力をいかに伝えられるかと言う課題、まだまだ検討の余地があります。

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22日は 有子Gower様のご自宅で在SFCの日本人の方々対象のワークショップ。
有子さんのご好意により実現しました。皆さん異口同音にSFC暮らしは楽しいとおっしゃって、人生を軽々とエンジョイしておられる様子。出会いに感謝です。

有子さんの手作りの夕食をいただき、ワークショップ開始。皆さん熱心に取り組まれ、中には 白河先生の 辞書を買いたいとおっしゃる方までも。この会で出会った方の中で次回は子供達にもワークショップを、と言うお話しをいただきまさに「 出会いは、未来を作る 」感を強くしました。

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23日は “We Care 2014.” NGO. IAM-CEDorg ( 国際婦人大使機構 ) 主催のファンドレイジング イベントに昨年に継いで参加。
天遊組はまささん率いる「エデン青葉和太鼓 」とのコラボレーション。まささんとは去年もご一緒させていただいていましたから、私たちとの呼吸を心得てくださり昨年よりずっと心地よくかつエネルギーをいただきつつ書くことが出来ました。
作品は ラッフルによる抽選で 欲しい方の元に 行きました。有り難うございました。

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帰国までの数日も来年のイベントのオファーをいただいた方とお会いしたり、電話でお話ししたり、次回への種を撒きました。実れば 嬉しいことです。継続は力なり。二回目にして少しづつ古代文字もファンが増え、「SFC 支部を作ろう~」と気炎をはいています。

27日は 帰国一日前。アメリカの国民的祭日Thanksgiving Day。
実は 四ヶ所からご招待をいただきましたが丁重にお断りして、お昼・夜とサンクスギビング・パーティーのはしご。友人の息子さんのファームをお尋ねして、奥様の手作りの豪華なターキーディナーを堪能。実は彼とは20年ぶりの再会 。男らしく成長した彼の暮らしぶりに接して心から嬉しく思いました。

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10日間の滞在は怒涛の様に過ぎ、あっという間に帰国の日を迎えました。
様々な方々のご支援に深く深く感謝しつつサンフランシスコを後にしました。
反省点も多々ありますが、次回はもっと深化した内容で臨みたいと思っています。乱暴にも思える試みも意を決して実行してみれば、思わぬ力によって予期せぬ果実が与えられることを実感しました。

「 出会いは 未来を創る 」皆様 本当に有り難うございました。

Posted by Sachiko