10月24日、ピースウィークくにたち2015、くにたち郷土文化館で開催された「地球の民のユニット・マナフネ 唄と踊りLIVE〜こぼれる種〜」に、天遊組も古代文字にて参加させていただきました。
古式ゆかしい音楽に、心に染み入るような唄声、そしてフラダンスを基調とした美しい踊り。
そこに居るだけで、ごく自然に、体は音楽に合わせてゆったりと揺れ始めます。
古代文字で宇宙空間を表現した大きな布が舞台を旋回し中央に据えられ、意識は古代に巡ります。
舞、宝、海、雲、身、子、明、旦、光、星、風、虎、魚、命・・・
唄の歌詞に合わせて選ばれ、自然への畏怖と祈りを込めて天遊組が書いた古代文字は、踊り手に抱かれて一体化し、唄に合わせて揺れながら、舞い踊りました。
それはまるで、命をかけた雨乞いのようであり、胎動のようでもあり。
背景に広がる緑と青空がぐっと深みを増したように思えた次の瞬間には、暮れかけた陽がオレンジ色の豊穣な空気で舞台全体を包み込み、そこに居る全ての存在が一つになったような気がしました。
秋晴れの空には心地よい風が吹き抜けて、一瞬にも、長い長い時のようにも思える時間が過ぎてゆきました。
天遊組にとっても、また新しい息吹を感じる新鮮な経験となりました。
ご参加いただいた皆さん、素晴らしい時間を共にさせていただき、ありがとうございました。
また、このような機会を繋げて下さいましたアグレアブル・ミュゼの石田ひさやさん、中野妙香さんにも感謝いたします。ありがとうございました。
Posted by Akiko