10/20/2019

『森羅万象展』最終日

展覧会2日目は、少し早めに9時からオープン。クリスタルボウルの澄んだ音色が会場に響き渡りました。
古代文字作品の世界観にもぴったりと、お客様からも好評でした(^^)
実は演奏者は組員。多才なメンバー豊富な天遊組です。

 

急遽、最終日も簡単なパフォーマンスを行うことになりました。
お客様に丸三角四角を描いて頂き、組員が文字に仕上げます。
毎年、参加するのを楽しみに駆けつけくださる方や偶然お立ち寄りくださった方。気づくと、いつの間にか会場は大賑わいでした。

 

今年の展覧会は、台風で一日半と短い期間になりましたが、その分一層、いつも応援してくだる皆様の有難さやご縁を強く意識できる二日間となりました。

短期間にも関わらず、両日で約400人のご来場。
ありがとうございました!

 

既に天遊組は来年の展覧会に向けて動き出しています。
次回もどうぞお楽しみに!

 

10/19/2019

森羅万象展は台風と共に

このところ続く大雨などの異常気象は一体何を暗示しているのだろう?
今年の展覧会のテーマ「森羅万象」〜あらゆる現象、宇宙に存在する一切のもの〜
このテーマを強く実感した展覧会となりました。

台風一過、爽やかな青空が広がりました。

会期は13日午後から14日までと変更になり、1日半に短縮となりました。
悪天候の翌日、果たしてお客様は見えるのか、不安な幕開けとなりました。

ところが。
さすが日暮里天王寺です。
外国人観光客のなんと多いこと。
会場のお堂はあっという間に人でいっぱいになりました。
お寺に来られる方は外国人、日本人ともに日本文化に興味を持っている方が多く、
みなさん関心を持って解説を聞いてくださいます。

一本線書きに挑戦してくださったご夫婦。

 

今回の展覧会はお客様参加型のライブパフォーマンスをメインに行いました。
まずは組員の一本線から。
太い力強い線、連続した細い線、一本の筆が生み出す様々な線のおもしろさを見ていただきます。
2番目はお客様に丸三角四角を自由に書いていただき、そこに組員が線を足し、一つの古代文字に仕上げていきます。
大きく真ん中に書く方もいれば、端っこに可愛く書く方もいます。
それをどう生かして文字にするのか、組員は毎回ドキドキハラハラのライブ感たっぷりのパフォーマンスです。
3番目は「森羅万象」にちなんだ火、水、木、金、土、5つのエレメントのカードをお客様に引いていただき、出たエレメントをイメージした文字を3人の組員が書きました。
これは5月に行われた京都平安神宮展でも好評だったライブパフォーマンスです。

最後は天遊さんのライブ書きです。
この日の文字は『泰』
水の流れから人を救い出している神の手の形。
前日の凄まじい風雨を思い出し、たくさんの被害が出ている中、ここに集えていることに心から感謝をした瞬間でもありました。

 

 

この日はわずか4時間弱の開催でしたが、とても濃密な熱量を感じました。
台風の翌日にもかかわらず、たくさんの方においでいただきありがとうございました。

外に出たら夕焼けのなんと美しいこと。
皆で幸せな気持ちで空を仰ぎました。

 

Posted by Masami