02/02/2015

駒込遊庵通信

天遊組は今、谷中の天王寺のお堂と駒込にある昭和の時代の色を感じるアトリエ「遊庵」と2カ所でお稽古をしています。
それぞれにスペースの特徴があり、自然と書く気持ちもそれぞれ変わります。
私はここ一年余り、平日でのお稽古が都合が良い為に本拠地を「遊庵」にしています。

天王寺のお堂でのおっきなエネルギーもとても気持ちいいのですが、「遊庵」はほっこりとした小さな空間で「端っこ」好きな私としては集中力を持ちやすいなあと感じています。
「遊庵」チームは現在2名。よりによって天遊組の身長が高い方からのトップ2が(苦笑)それにちっちゃな師匠と。

そこに、年が明けてから、体験の方が必ずいらっしゃいます。
おっきな2人とちっちゃな師匠に見守られながら、それぞれの「線」を求めていい緊張感とともにお稽古が行われています。

youan

おっきな2人は申し合わせた訳ではないですが、今年は書くこともさながら、今までよりも文字の物語をもっと理解したい、というのが今年の想い。なので、お稽古は体験の方に師匠がレクチャーをしているのを初心に返って学ぶ時間から始まります。知っている様で知らないことも沢山ありまして、師匠を驚かせつつ改めて古代文字の物語に唸っています。

言い訳をすれば、それくらい古代文字の世界はある意味奇想天外、そして深く雄大なのであります。

古代からずーっと続く文字の時間に自分の生きている時間を重ねながら、まだまだ学びは続きます。さて、次はどんな物語に出逢うでしょう〜。

Posted by Mana

 

07/12/2014

魅力と感動の出会い

今年1月からTEN-YOU GUMIに参加させて頂きました西美砂子と申します!

天遊さんとの出会いから、古代文字アートを知り、衝撃的な魅力を感じ、すぐに参加させていただきました。

学生時代に書道を習っておりましたが、なんとなく綺麗に書くことだけに続けておりました。改めて墨、筆、半紙、硯と向きあい、文字のひとつひとつの意味からイマジネーションを膨らませ作品を創ることに楽しさを感じております。
美しい線、力強い線、白の空間の表現も奥が深いです。

写真は、はじめてメンバーと共同で作成させていただいた作品です。はじめての試みでしたが不思議な楽しさです。

blog_0712

海外でもアクティブに活動される天遊さんから刺激を受けながら、魅力ある自分自身の作品を創りたいと思います。

Posted by Misako

07/07/2014

寺子屋 遊庵

こんにちは。
6月で三年間目に入りました戸澤です。

いつも、週末の道場は日暮里 天王寺さんの講堂をお借りしていますが、今週は駒込 遊庵道場を使用しました。

私は入会当初、駒込の道場からスタートしたので、久しぶりで少し懐かしく感じました。(遊庵は昭和にタイムスリップしたような場所なので、皆、懐かしく感じてしまうかもしれませんが)

小さい作品やデッサン、篆刻するのに、とても集中できる空間なので、今回は秋の展覧会に向け、どのような作品にしていくか話し合いをした後、各自練習。
新人組員は、篆刻を彫りました。

0707

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いつもの広いお堂も素敵ですが、やはり駒込の道場もよいです。
居心地が良くてつい長居してしまいました!

Posted by SATOMI

02/04/2013

久しぶりの遊庵!!

しばらく頂いていたお休みから復帰1回目の道場。
久しぶりに握る大きな筆で、まずは一本線を引く。
“シュッ”
力が入りすぎた感じはあるものの、一気に感覚がよみがえる。
その勢いのままウォーミングアップを30分ほど。
色々な線にまる、三角、四角。いつもの基本を一通り。
すでに息が上がっているのが情けない。。。

そして、今日は『雷』と向き合う。
稲妻のシャープで力強い感じが出なくて『。。。』
しかし、天遊さんのアドヴァイスで動きが出てくる。
うんうん、なるほど。
と書き続け、はっと気づいたら終了の時間。

天王寺の広い道場とは違った、ぎゅっと凝縮感のある遊庵での時間は新鮮な感覚。
今月から遊庵組。
この濃い空気感の中、じっくり書き込んでいきますので、天遊さん、これからもよろしくお願いいたします!!

Yuan

あまりお見せしたくはないのですが、『雷』。
右から時系列で。念のため。。。

Posted by 西

 

01/28/2013

遊庵 新年書き初め道場

少々遅まきながら、みなさま明けましておめでとうございます。
(…ってもう2月突入してしまいますが;;)

天遊組、遊庵の書き初めはちょっぴり初々しい(?)雰囲気で始まりました。

左から順に「一本線」「藝」「聖」

2013011317380001

「一本線」

極太の一本線に書いた張本人(私。。)もびっくり。

年明けに相応しく筆を下ろしました。
今までこれの半分ほどの太さの線を書くのが精一杯だった私。
最初の一点でボトンッと筆が紙触れた瞬間思わず「ひゃー!」っと叫び声。
その後は、あわわわわぁぁ~っと真っ直ぐ線を引 いたので、驚きと動揺が線に現れてしまっていますね(笑)

しかし今年良いことが起こりそうな予感のする、元気いっぱい気持ちのよい線が書けました。

「藝」

若木を植える人の様子。

命あるものを育てるということはある意味最もクリエイティブなことだと思うのですが、「藝」には草を大切に育て、そして神に捧げるという意味があります。

「聖」

大きな耳をもつ人が、祈りによって神の声を聞いている様子。
「耳」に人の形がついて「聞」
「目」に人の形がついて「見」
身体がつくことで動詞になるんですね。 面白い!

この作者は、今年は聞ける人になりたい。という思いを込めて書きました。

ちなみに、この日は天遊さんとの打ち合わせで噺家の三遊亭ぬう生さんがいらしていたので「書いてみせてさしあげて」…という組長の一言で、最後に遊庵メンバー全員でちょっぴり緊張しながらもフレッシュな「マル」!!

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今年も天遊組宜しくお願いいたします。

Posted by 旦(asa)