展覧会3日目には、ご来場のお客様を巻き込んでの参加型ライブパフォーマンスを行いました。
大人から子供、先生から生徒、家族も他人もみんなで一緒になって一つの字を書き上げ、アットホームにワイワイ楽しく盛り上がりました(^-^)
ご参加頂いた方々からたくさんのお声を頂きましたので、一部をご紹介させて頂きます。
「自分自身の中にある、『表現したい』というような衝動的な欲求が、この場所で昇華されたような快い経験だった」
「書く前はあれこれ考えましたが、書き始めると無心になりました。無心というより、意識が飛んでしまって、何千年前に戻ったような、空間も宇宙に行ったような、そんな不思議な時間でした」
「体が暖かくなった。楽しかった」
「前の方が書いた線と違う線を書くというのが思いの外難しく、普段いかに既成概念にとらわれているかという事に気付かせられると同時に、子供の自由な線に発想の柔らかさを感じて感心した」
など。
皆さん、無心になるほど楽しんで頂けたようで何よりです。
やはり、古代文字には人を原点に還らせるような力が秘められているような気がしました。
また、天遊組と深いご縁のある小野先生からは、こんな回文を贈って頂きました。
<美素天遊>
「てんゆう」を訓読みで「あまあそび」と読ませ、「びそあまあそび」。
さかさまから読んでも、びそあまあそび。面白い!
天遊組には現在女性が多いので、美素・・・なんだか伸び代がたくさんあるような表現にも嬉しくなります。笑
ご参加頂いた皆さん、秋のひと時を共に過ごさせて頂けたことに感謝します。
私自身、天遊組に入って1年余りとまだ日が浅いのですが、古代文字そして書を通じて多くの気付きと出逢い、儘ならないものに対峙する度に新しい境地に遭遇し、当たり前のように過ごしてきた日常の中に実は存在していたたくさんの声に、耳を傾けることができるようになりました。
新しい出逢いはいつも新しい風を吹かせてくれるんだなぁと感慨深く想うばかりです。
展覧会2日目ライブパフォーマンスの詳しい様子は、次のブログでご紹介します。
お楽しみに。
Posted by Akiko