11/27/2011

天晴れ!天王寺ワークショップ

11月23日、晴天の谷中・天王寺。

この日、いつもお世話になっている天王寺で古代文字ワークショップを開催しました!
久しぶりのお堂でのワークショップに、組員一同少し緊張しつつも新たな出会いに顔が緩みます。

今回の参加者は14名。
詩人、ダンススタジオの先生&生徒さん(中学生!かわいい!)、IT会社の経営者、ライター、等々、個性豊かな方々が来てくださいました!

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自己紹介の後、天遊組長の「古代文字」講座。
毎回聞いても面白い漢字の成り立ち。組員も身体を使って古代文字を表現しました^^

描き始める前にせっかくなので(?)ダンスの先生Nさんご指導のもと、全員でストレッチ。
こういったことが出来るのも才能豊かなゲストが来てくれるおかげです!
これで身体だけでなく気持ちも緩んだ感じがしました!Nさんありがとうございました^^

さあ、いよいよ開始です!
簡単にグループ分けをして、組員がサポートにつきます。
いつもは組長にご享受していただいている組員も、今日は伝える側。
人に教える・伝えるってなかなか難しいですが、とても身につきます。
でもお願いだから「先生」とは呼ばないで〜(汗)

まず始めは基本の「一本線」。始めは細くて塗るような「線」が、徐々に太くて鋭く刻み込む「書の線」になっていきます。
お堂内あちこちから「ビシッ!!!」と響き渡る音。ラップ音でしょうか?いいえ、違います。
勢いのある「刻みこむ線」がひけた時に出る、紙と筆が擦れる音です。この短時間でここまでくるとは。。。恐るべし、今回のゲストの皆さん。
だんだん筆とお友達になってきたかな?

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「古代文字」は主に丸・三角・四角で構成されています。次に「丸」と「四画」を練習。
大きい丸、小さい丸、太い線、細い線・・・いろいろな線を自由に組み合わせて「自分の」丸と四角を表現します。

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これだけ見ても一人として同じものはありません。まわりに触発されてどんどん変わっていくゲスト達の線、そして顔つき。「その人」が出てきました。

最後に自分の描きたい文字を一畳程の大きさの和紙に描きます。
今日身体を使ってたくさん描いた線の集大成を「作品」に仕上げます。

まずは描きたい文字を半紙にデッサンです。
始めの「どうしようかな〜」から徐々に「これが描きたい!」に変わってくる参加者の面々。
描き込んでいくうちに文字が生き生きしてきます。
「この文字をこんな風に描きたいけれど、どうしたらいい?」との質問に、組員も精一杯向き合います。

そしていよいよ、大きな和紙に!

全員が見守る中、紙に向います。お堂の空気もピリッと引き締まります。

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全身を使って作品を描き上げる姿!気迫がビシビシ伝わってきます。

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初めてでその線出せちゃう〜〜〜?!(と、いうのが組員の心の声)
ゲストの皆さん、すごいです!

紙に刻み込まれたそれぞれの作品は、まさに参加者一人一人を現しているようでした。
「文字」には、その人の伝えたいことがたくさん詰まっていました。

最後に、組員全員で来年の干支「龍」の文字を描きワークショップ終了!
(参加者の皆さんの作品がすばらしすぎて、皆さんの描く前に描きたかったK組員であった。。。)

そして最後に素敵なサプライズ!

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詩人のSさんが即興でポエトリーリーディングをしてくださいました!!!!
文字に込めた魂と、言葉を紡ぎだす魂と、その場を共有する魂が一つの空気となって溶けていったような。。。。いつまでも余韻が残る、そんなワークショップでした。
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Posted by Izumi K

 

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