12/21/2013

サンフランシスコ報告ブログ 第4回 – San Francisco Public Library

サンフランシスコでの活動3日目のご報告です。

Public Libraryでのイベントは、設備の整った広いお部屋をお借りすることができました。ところが、この日は図書館に人がまばらで、イベントの客足も芳しくない。
そこで当初予定していたワークショップをやめ、急遽、アットフォームなイベント内容へ変更しました。

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天遊組長の明るい通る声で始まったイベントは、天遊組のプロモーションビデオから始まり、古代文字の説明、ライブパフォーマンス、ワークショップという流れで進んでいきます。
ほぼ、何だかわからず連れてこられたのだろうな~と思えるお客さまたちでしたが、イベントが進むにつれて、前傾姿勢で身を乗り出し、興味を持ってくれているのがわかり嬉しくなりました。
終了後も沢山質問してくる人がいたり、翌日のWE CARE EVENTにも顔を出してくださる方もいて、予想外に小規模のイベントとはなりましたが、素敵なご縁に恵まれた日でもありました。

イベント終了後は、紹介して頂いた老舗アメリカングリルのお店でディナー。こちらがまた、雰囲気よし!サラダも、ステーキも、魚介も、クラムチャウダーも、チーズケーキもどれもおいしい!おまけに素敵ボイスのイケメン店員さんが対応してくださる、いろんな意味でおいしいお店でした。またサンフランシスコへ行く機会があったら立ち寄りたいです。

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今回、素敵な機会をくださったIAM-CEDの皆様はじめ、関わってくださった方、応援してくださった全ての人に感謝します。

Posted by Satomi

 

 

サンフランシスコ報告ブログ 第3回 – Japan Town Little Friends 学童保育 保育園にてワークショップ

11月1日、Japan Town Little Friendsにてワークショップ。

ここは3才の幼稚園児から小学校6年生までの児童を放課後預かる、いわゆる学童保育所です。日本人の子弟が多いのですが彼等のほとんどは日本語より英語の方が流ちょうな子供たち。日本昔話風のオリジナルの物語を日本から用意して英訳し、その中の文字を取り出し英単語とマッチングさせ当てた文字をグループで墨と筆で書く、と言うプログラムを用意して乗り込みました。

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子供の集中を切らさないようにどんどん進めたので、何だかホットする余裕が無く子供たちは疲れたのではないかと反省しきり、しかし低学年はご多分に漏れず最後はフットプリントごっこ、足裏を真っ黒にしてキャッキャッと楽しそうでした。やっぱりこれじゃないとなあ・・・

彼等は予想に反して(?)とてもお行儀が良く、紙芝居も食い入るように見聴きしてくれました。筆を持つと生き生きと書いてくれました。本当は全く彼等の自由に書いてもらえばもっとクリエイティブな作品が出来たのになあ、と反省。時間が・・・なんて言う大人の姑息な制約は彼等の自由な力を阻害するだけなんですが。

普段から日本の福島のお友達のためにと自分たちのわずかなお小遣いを寄付する活動もしています。長じて自分たちのルーツとしてのアイデンティティを日本に求めるかもしれません。そんな時日本人の源流を彼等が誇りを持って語れるように 私達国内に暮らす大人の責務は重いとつくづく考えさせられました。

このあと車の渋滞をさけるためBert(電車)に乗り、そそくさとバークレーに移動しました。ダブルヘッダーの強行軍。31日がハロウィーンだったことが響いてます。

楽しいことの最中は決して疲れは感じないものです。

Viva San Francisco Viva Tenyougumi!

Posted by Sachiko

 

 

12/19/2013

サンフランシスコ報告ブログ 第2回 – UC Berkeley Alumni Hall にて

10月31日、天遊組はJapan Study Center の湯浅教授(NGO IAM-CED, org 国際婦人大使教育機関のメンバー)の仲介によってUCバークレーでパーフォーマンス出来る機会を得ました。何しろUniversity of Californiaの中でももっとも古く、全米でも屈指の名門校(ノーベル賞受賞者は50人余とか)また日本研究センターは先駆的存在にして 全米でも日本研究の盛んな大学ですから もうふるえるような喜びと緊張感をもって臨みました。
私事ですが20代の時 UCBで夏期講習を受講したんです。あれからもう うん十年が過ぎましたが バークレー大学の正門を入っていく時は 当時(60年代から70年代にかけて世界は激動期で アメリカではベトナム戦争を巡って全米で学生運動が火を噴いていました。黒人運動 ”Black is Beauty”の知的カリスマ的リーダーでカィフォルニア大学の助教授の座を共産党員であることでレーガン州知事によって解雇されたアンジェラ・デービスのポスターがあちこちに見られた時代)の熱い記憶が蘇ってきて胸に迫るものがありました。

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参加者は学生と言うより日本文化びいきの大人な人々が多かったようです。デザイナー、アーティスト、学者、現役教授と目の高い観客の注視する中。“めくら蛇に怖じず”と言うのか私達はのびのびと おめでたい文字が書けました。天遊さんの書はすぐに購入希望者が出ましたが、会場内での販売は出来ませんから苦慮しました。

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後半は参加者の方々にも墨や筆の感覚を体験していただくワークショップにはいりましたが、その時観客の中にサプライジングなゲストを発見、私の従妹夫妻の素子&Edでした。3時間のドライブをして駆けつけてくれ、3日間のイベントの間いろいろ手助けしてくれ感謝でいっぱいです。持つべきものは 良き友、家族だとしみじみ実感しました。

コラボして下さったのはこの道25年のマサさん率いる“エデン青葉太鼓”連です。
和太鼓の躍動する響きの中で筆を走らせる幸せ、このような機会を与えられ心から感謝する次第です。なおマサさんは日系の老人介護施設を経営するディレクターでもあり、アメリカの大学を卒業して以来在米40年ベイエリアを知り尽くしている方です。非常に柔軟な心で生き生きとアメリカで生きてこられた感がお話をして伝わってきます。
海外で何か事をなすときの妙味の一つ、素晴らしい日本人の方々と出会えると言うことです。今回も様々な方々と出会え、異国の地でしっかり能力を生かし活躍されている素敵な方々(多くはご婦人でしたが)と出会えたこと。これも大きな収穫の一つです。

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日本研究センターのプログラムディレクターの澤田貢美様にはひとかたならぬお世話になり、言葉には言い尽くせない感謝でいっぱいです。もし次回がありましたら、今回の反省を踏まえ更に研鑽を深めバージョンアップした内容で臨みたいと切に願っております。

Posted by Sachiko

 

 

12/11/2013

サンフランシスコ報告ブログ 第1回 – サンマテオ大学

10、11月行ってまいりましたンフランシスコ!

そもそものきっかけは、国際NGO組織 国際大使夫人機関 IAM-CED の理事である満知子Conwayさんとの出会い。

昨年わたしたち天遊組の活動を知ってくださり、毎年サンフランシスコで行われている福島の児童養護施設の子供たちを支援するためのイベント“We Care Events”に要請され、それに賛同した組員とリーダー天遊とでサンフランシスコへ飛び立ちました。

現地では最終日のWe Care Event を前に全3日間のワークショップやパフォーマンスを各地で行いました。
今回は初日のサンマテオ大学での様子をご報告。

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この日はなんといってもハロウィン当日。
予約していたイベントスペースへ行くと、、何やら既にステージが出来上がっているではないですか。。!
周りを見渡すと白雪姫たちが設営の準備をしている。。。!!
そして仮装コンテストのポスターが。。。。!!!

Wow!これが所謂ダブルブッキングというやつか。。

……Noooo!天遊組のパフォーマンススペースですから!

現地の担当者と話をして私たち譲らず…!
だって日本から来たのに初日からまさかのイベント中止なんてありえない!

と、いうわけで
天遊組ライブパフォーマンス → 仮装コンテスト → 古代文字ワークショップ
という不思議な流れでお互い時間配分をして両イベント行うことに。

最初はどうなることかと思いましたが、これが効を成し、サンサンとした空の下、色んなキャラクターに扮した若者たちと、いつもの厳かな雰囲気とは違った和気あいあいとした雰囲気の中でお互いに楽しむことができました。
コスプレした学生たちが筆を持って真剣な表情で○やら△やらを書く姿はなかなかユニークな光景(笑)

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実は真昼間の屋外でこのようなイベントを行うのは初めてのこと。
空は広く、青の色も、感じる空気の匂いも、お日様から浴びる光も、日本とは全く違うこのあまりにもフリーダムな空間の中で、呑み込まれずにどのように見せるのか、伝えるのか…
色々と勉強になり、もっと素晴らしいものができるはず!と更に進化できることも確信しました。

そして今回、この素晴らしい環境の大学でイベントが行うことができたのも、IAM-CEDの満知子さんがサンマテオ大学で教師をされていたご縁があってこそ。本当に感謝いたします。

現地の学生たちにも古代文字への関心と芸術の楽しみが伝わっていれば幸いです。

asa