02/07/2015

2月7日 天王寺道場

節分も過ぎ、暦の上では立春を迎えましたが、まだまだ寒い日が続いてます。
天王寺のお堂には、今年もお雛様が鮮やかに飾られています。

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去年にも増して、年明けより多くの方々にワークショップに参加して頂いてます。
本日も4名の方に参加して頂きました。
組員も含め、いつもの1本線を半切に引きます。書き慣れている組員でも、不思議と心の乱れ、体の歪みなどが筆に伝わってしまいます。

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表現豊かな体験者の方々との時間はあっと言う間に過ぎてしまいました。
また、今回から新しく組員になられたH.Iさんも加わり、広い道場が狭く感じました。

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H.Iさんは、お孫さんが小学校の授業で古代文字を習っていた時に、偶然、七福神祭りの天遊組「凧」と出会い、参加を決めたそうです。
ゴルフの腕前はかなりのものらしく、ゴルフのスイングの様に、無駄なチカラも入ること無く美しい線を引いてました。

Posted by Sugiyama

02/02/2015

駒込遊庵通信

天遊組は今、谷中の天王寺のお堂と駒込にある昭和の時代の色を感じるアトリエ「遊庵」と2カ所でお稽古をしています。
それぞれにスペースの特徴があり、自然と書く気持ちもそれぞれ変わります。
私はここ一年余り、平日でのお稽古が都合が良い為に本拠地を「遊庵」にしています。

天王寺のお堂でのおっきなエネルギーもとても気持ちいいのですが、「遊庵」はほっこりとした小さな空間で「端っこ」好きな私としては集中力を持ちやすいなあと感じています。
「遊庵」チームは現在2名。よりによって天遊組の身長が高い方からのトップ2が(苦笑)それにちっちゃな師匠と。

そこに、年が明けてから、体験の方が必ずいらっしゃいます。
おっきな2人とちっちゃな師匠に見守られながら、それぞれの「線」を求めていい緊張感とともにお稽古が行われています。

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おっきな2人は申し合わせた訳ではないですが、今年は書くこともさながら、今までよりも文字の物語をもっと理解したい、というのが今年の想い。なので、お稽古は体験の方に師匠がレクチャーをしているのを初心に返って学ぶ時間から始まります。知っている様で知らないことも沢山ありまして、師匠を驚かせつつ改めて古代文字の物語に唸っています。

言い訳をすれば、それくらい古代文字の世界はある意味奇想天外、そして深く雄大なのであります。

古代からずーっと続く文字の時間に自分の生きている時間を重ねながら、まだまだ学びは続きます。さて、次はどんな物語に出逢うでしょう〜。

Posted by Mana